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三浦しをん「あの家に暮らす四人の女」を読みました [読書日記2015]


読書日記をつけるのをかなりの期間サボっております。
 
2015年も半分以上過ぎ、例年よりは少ないものの、
 
地道に読書を続けております。
 
これまで読んだ本についてはボチボチアップするとして、
 
昨日読了したのはこちらの本。
 
 
 
 

あの家に暮らす四人の女

あの家に暮らす四人の女

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2015/07/09
  • メディア: 単行本

 
 
久しぶりに三浦しをんさんの長編小説を読んだ気がします。
 
あらためて感じたのは、しをんさんの文章は読んでいてとても
 
心地よいということです。
 
リズムや使っている言葉がすごくいいなぁと感じます。
 
で、お話はというと、この作品「谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品」
 
「現代版『細雪』」とあるように、細雪のように四人の女性を中心に
 
話は進みます。
 
とはいっても、細雪と違って、四人すべてが血縁ではありません。
 
舞台となる古びた洋館の主である鶴代さん、その娘の佐知、
 
佐知の友人の雪乃と雪乃の後輩の多恵美の四人の同居生活の
 
様子が描かれています。
 
敷地内に住む謎の老人・山田さんや、ストーカー男などの登場もあり、
 
それなりに事件がある毎日。
 
家族だけの生活というのではない、気の合う仲間と過ごす生活も
 
いいものだなぁと感じるお話でした。
 
 
 
 
☆9冊目☆
 
 
 
 
 
 
 
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Pelikan Edelstein Ink Collection 「AMETHYST」を買いました [万年筆]


毎年楽しみにしているPelikanのEdelstein Ink Collection "Ink of the year"
 
今年2015年はAMETHYST [ぴかぴか(新しい)]
 
 
edelstein2015-1.jpg 
 
 
edelstein2015-2.jpg
 
edelstein2015-3.jpg
 
 
いつ見てもきれいなボトルです、ちょっと重いけど。
 
インクの色はこんな感じです。
 
edelstein2015-5.jpg 
 
 
とても落ち着いたトーンの紫色ですね、ちょっと試し書きしてみましょう。
 
 
edelstein2015-4.jpg 
 
 
今回はミュージックのニブの万年筆をつけペンのようにして
 
書いてみました。 
 
紙の上にのせても落ち着いた色合いなので、お手紙や
 
カードを書くときにも使えそうなインクです。
 
濃いめの紫系のインクと言えば、モンブランの「Lavender Purple」を
 
溺愛している私ですが、こちらの色も結構いいなぁ。
 
今年はこのインク色とおそろいの軸色の万年筆「Classic 205 Amethyst
 
発売になります。
 
Ink of the yearとおそろいの万年筆(本国ではボールペンも発売になる
 
ようですが)を発売するのは初めてなんですよね。 
 
アメジスト色の半透明の軸がとてもきれいな万年筆です。
 
今年はもう特別生産品1本買っちゃったしなぁ、どうしようかなぁ。 
 
 
 
 
 
 
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群ようこ「ゆるい生活」を読みました [読書日記2015]


すごく久しぶりに木原さん、いや、群ようこさんの本を手にしました。
 
なぜなら私自身にも身に覚えのある問題に関する本だから。
 
 
 
 
 

ゆるい生活

ゆるい生活

  • 作者: 群 ようこ
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2015/01/20
  • メディア: 単行本

 
 
 
ある日、突然めまいに襲われた群さん。
 
一時の話ではなく、その後も悩まされることになり、
 
このままではまずいということで駆けこんだのが漢方薬局。
 
そこで生活習慣の改善と漢方薬の処方、マッサージなどが
 
行なわれるのですが、今までの生活についての改善点が
 
これでもか!というくらいあったようです。
 
甘いものや水分のとり過ぎ、仕事や趣味の編み物などの
 
やり過ぎなど、「え~!」というものも多かったですが、
 
群さんはきちんと漢方の先生の言いつけを守り、節制の毎日。
 
その甲斐あって体がニュートラルな状態になり、めまいなどの
 
症状も改善されたそうです。
 
大好きな甘いものを節制するのはかなり大変だったようで、
 
想像するにつらかったに違いない(私なら挫折してました)。
 
私もここ数年体の不調に悩まされて、漢方薬も一時期飲んだり
 
していたのですが、もしかしたら水毒とか甘い物の食べすぎとか
 
なのかもしれないなぁ・・・と考えながら読んでいました。
 
機会があったら漢方薬局行ってみたいとちょっと思いました。
 
 
 
 
☆8冊目☆
 
 
 
 
 
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須田桃子「捏造の科学者」を読みました [読書日記2015]


振り返ると本当に一体なんだったのか?と思います、
 
「STAP細胞事件」(事件と書いていいのかちょっと躊躇)。
 
この本を読んで少し時系列で事件が頭で整理できたかなぁ
 
思いますが、やっぱりしっくりこないことが多すぎますね。
 
 
 

捏造の科学者 STAP細胞事件

捏造の科学者 STAP細胞事件

  • 作者: 須田 桃子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/01/07
  • メディア: 単行本

 
 
著者の須田桃子さんは、笹井さんと面識があったそうで
 
他の人よりも当事者に近いところで取材ができていたようです。
 
STAP細胞発見の記者会見前後から、論文撤回、笹井さんの死 
 
CDB解体に至るまでが時系列で客観的にレポートされています。
 
あの記者会見を見た時に「natureに掲載されたのはすごいけど、
 
まだこれからじゃないのかなぁ」 と素人なりに感じてはいたんですよね。
 
もうこの問題はこれで幕引きになるのでしょうか。
 
 
 
 
 
☆7冊目☆
 
 
 
 
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行田尚希「海の上の博物館」を読みました [読書日記2015]


博物館・美術館大好き人間である私は、旅先でも時間が
 
許せばですが、その土地の博物館とかをできるだけ
 
訪れたいなと思ってます。
 
この本に出てくるような博物館だったら絶対見逃さないだろう
 
なと思います。
 
 
 

海の上の博物館 (メディアワークス文庫)

海の上の博物館 (メディアワークス文庫)

  • 作者: 行田尚希
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2015/01/24
  • メディア: 文庫

 
 
舞台は瀬戸内海に浮かぶ小さな島。そこにある博物館に
 
臨時職員として働く若菜が主人公です。
 
立地、規模からしてもそれほどの来場者があるわけではない
 
と思われますが、釣りばかりしている館長というのは・・・・
 
先輩、同僚たちも個性的なら訪れるお客様もちょっと個性的な人が
 
多い博物館ですね。
 
小さな島のなかでもそれなりに事件は起こるもので、なかなかに
 
にぎやかそうです。
 
博物館と地域とのかかわりや、役割なども少し考えさせられる作品で
 
あると思います。
 
 
 
 
☆6冊目☆
 
 
 
 
 
 
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