三浦しをん「あの家に暮らす四人の女」を読みました [読書日記2015]
読書日記をつけるのをかなりの期間サボっております。
2015年も半分以上過ぎ、例年よりは少ないものの、
地道に読書を続けております。
これまで読んだ本についてはボチボチアップするとして、
昨日読了したのはこちらの本。
久しぶりに三浦しをんさんの長編小説を読んだ気がします。
あらためて感じたのは、しをんさんの文章は読んでいてとても
心地よいということです。
リズムや使っている言葉がすごくいいなぁと感じます。
で、お話はというと、この作品「谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品」
「現代版『細雪』」とあるように、細雪のように四人の女性を中心に
話は進みます。
とはいっても、細雪と違って、四人すべてが血縁ではありません。
舞台となる古びた洋館の主である鶴代さん、その娘の佐知、
佐知の友人の雪乃と雪乃の後輩の多恵美の四人の同居生活の
様子が描かれています。
敷地内に住む謎の老人・山田さんや、ストーカー男などの登場もあり、
それなりに事件がある毎日。
家族だけの生活というのではない、気の合う仲間と過ごす生活も
いいものだなぁと感じるお話でした。
☆9冊目☆
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