「美しい知の遺産 世界の図書館」を買いました [読書日記2014]
今年購入の本単価最高値&最重量と思われる本です。
重いんでAmazonでポチっとしました。
古代の図書館から現代の図書館まで、図書館の歴史がわかる
本です。とにかく写真図版がきれいです
市内の書店で平積みになっているのを目撃して、すぐ「ほしい!」と
思ったものの、値段と重さでちょっと躊躇してしまい、買わずに帰宅。
しかし!図書館フリークとしてははずせない!ということでAmazonに
お世話になることになりました。
で、今日届いたばかりなのですが、パラパラとページをめくる度に
ワクワクウットリです。
掲載されている図書館は世界各国188館におよびます。
Oxfordのラドクリフ・カメラ(ボドリアン・ライブラリー)やマートン・コレッジ、
オールソールズ・コレッジの図書館も掲載されていて、元住民としては
なんともなつかしいです。
かなりヴォリュームありますので、ゆっくり時間をかけて楽しみたいと
思います。
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村岡恵理「アンのゆりかご」を読みました [読書日記2014]
この間まで放送されていたNHK朝ドラの原案本です。
朝ドラはもちろんフィクションですから、設定が違ったり
強調されているエピソードがあったり、架空の人物がいたり
しますが、実際の村岡花子さんは本当に強い人だなぁと
この本を読んで思います。
村岡花子さんの人生の根底にはやはりキリスト教の教えが
あるのかなと感じます。
☆21冊目☆
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三浦しをん「白いへび眠る島」を読みました [読書日記2014]
いつもの三浦しをんさんの作品とはちょっと趣が
違う印象です。
実はこの作品、最新刊というわけではなくて、だいぶ前に
出版された作品です。なぜか読んでなかったなぁ・・・
主人公の悟史は離島出身の高校3年生。高校最後の夏に島へ
帰省したところからお話は始まります。
島では13年ぶりの大祭が開かれる時期。両親や幼なじみで
「持念兄弟」の光一が歓迎してくれます。
この島ではいろいろな言い伝えや風習(持念兄弟というのも
そのひとつですが)があって、そこにはふれてはいけないことも。
そして、事件は大祭の前日に起こってしまいます。
島を出る(出なくてはいけない)者と、島に残る(残らざるをえない)
者との微妙な関係など、因習にとらわれた地域ならではの物語だな
と思います。
こういった類のお話は結構好きなんですよね~、島の伝説や因習が
からむお話。
☆20冊目☆
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加門七海「怪談を書く怪談」を読みました [読書日記2014]
怖いお話の本が多い加門七海さんですが、
この本の怖さは結構じわじわくる感じですね。
「怪談実話集」ということで、加門さんの実体験をもとに
した12話からなります。
どのお話も読んでいるときはそんなに感じないのですが、
読み終わってふと思い返すとじわっと怖さがくる感じでした。
日常の生活の中に怪談になるようなお話って意外と転がって
いるのかもしれませんね。
☆19冊目☆
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酒井順子「紫式部の欲望」を読みました [読書日記2014]
あの「源氏物語」を酒井順子さんがちょっと変わった目線で
読み解いています。意外に納得する内容ですよ。
解説の冒頭で三浦しをんさんも書いていらっしゃいますが、
読んでいるうちに首を「ぶんぶん」とふってむちうちになりそうに
なります。
酒井さんがこの本で源氏物語を読み解く際に着目したのが
「欲望」という視点です。誰の欲望かというと著者である紫式部の
欲望。
≪欲望≫にもいろいろありまして、目次をみるとその欲望がずらり
と並んでいます。
「古典を読むにもいろんな切り口があるんだなぁ」と感心しつつ
読み進めました。
面白いなと思ったのは、光源氏たちの「ボロ屋萌え」ですかね。
超セレブの光源氏他友人たちにとっては、なぜかみすぼらしい
家屋に住んでいる女性にはグッとくるのだとか(本当にそういう
記載があるそうですよ)。
自分たちの住む世界と違うものに魅かれるってことなんですかね。
この本を読んだ後で源氏物語をまた通読したらきっと面白く読めそうな
気がします。
☆18冊目☆
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緑川聖司「晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物語」を読みました [読書日記2014]
本と図書館が大好き!な小学生・しおりちゃんが主人公の
ほのぼのミステリーの第2弾です。
今回も全然血なまぐさくないです、当たり前ですけど。
晴れた日は図書館へいこう ここから始まる物語 (ポプラ文庫ピュアフル)
- 作者: 緑川 聖司
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: 文庫
主な舞台は、しおりちゃんが日参する町の図書館。
図書館にはしおりちゃんのいとこのお姉さん ・美弥子さんが
司書として働いています。
今回は5つのエピソード+番外編が収録されています。
どれもほほえましいエピソードで、「こんな図書館だったら毎日
通うかもね~」と思います。
番外編は、しおりちゃん目線のお話しではなく、友人の安川くん目線で
描かれています。ちょっと面白推理もあって楽しいです。
☆17冊目☆
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辛酸なめ子「天使に幸せになる方法を聞いてみました」を読みました [読書日記2014]
辛酸なめ子さんと違って、全然霊感もなにもない私は
やっぱり「霊格」が低いのでしょうか・・・
霊格をアップさせるため、なめ子さんがいろいろなことを試されています。
マッサージを受けるのも波動の高いスピリチュアルマッサージを選ぶとか、
宇宙人脈をつくってUFOに助けてもらう、などなかなか不思議な世界です。
いちばん興味を引いたのは、沖縄・久高島のお話。
実は今年の春に沖縄へ行った際に、久高島へは渡らなかったのですが、
沖縄の聖地(パワースポットとも言われてますが)である「斎場御嶽
(せいふぁーうたき)」までは行ってきました。
時間があれば行ってみたかったのですが、このなめ子さんの本を読むと
心して渡らないといけない神聖な島のようです。
ところで、「霊格」が低い人には真の幸せが訪れない、というのですが、
どうしたら「霊格」ってあがるのだろう・・・と考えてしまうのでした。
☆16冊目☆
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香月日輪「僕とおじいちゃんと魔法の塔6」を読みました [読書日記2014]
「妖怪アパート」シリーズの作者・香月日輪さんはシリーズもの
の作品が多いですね。
妖怪アパートシリーズの次に好きなシリーズがこの龍神くんが
活躍するこちら。
主人公・陣内龍神(たつみと読みます)は高校2年生。
訳あって幽霊のおじいちゃんと魔法の塔で暮らしています。
今回は、龍神くんの高校の修学旅行でいろいろと事件が
起こります。
修学旅行の行先はなんと「北海道」!我が地元ではありませんか!
龍神くんはじめ、親友の信久くん、なぜか女子高生に身をやつしている
魔女のエスベロスももちろん一緒です。
みんなとても楽しく旅行をしていたのですが、やっぱり事件は起こるもの。
クラスメートにもいろいろな事情をかかえている子がいるようです。
「妖怪アパート」の夕士くんが通っていた高校もいろんな人がいましたが
(先生からしてかなりエキセントリックでしたから)、こちらの高校にも
個性的な生徒がいますね。先生はそうでもないかな?
本作で学年末が近づいてきました。あと一年龍神君たちにどんな
出来事が待っているのか楽しみです。
☆15冊目☆
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東野圭吾「マスカレード・イブ」を読みました [読書日記2014]
2011年に出版された「マスカレード・ホテル」のシリーズの
第2弾です。
「マスカレード・ホテル」から始まる新シリーズの主人公二人が
出会う前のお話がこの「マスカレード・イブ」です。
前作と違ってこちらは4つの短編からなります。
いずれも事件の舞台は「ホテル・コルテシア大阪」です。
前作は同じコルテシアでも東京でしたね。
ホテルのフロントクラークとして働く山岸尚美の観察眼の
鋭さ、推理力はなかなかのものですね。
実は「マスカレード・ホテル」をかなり前に読んでしまっていたので
ちょっと内容忘れ気味だったので、続けて読み直そうかと思います。
このシリーズは続いてくれたら結構面白くなりそうな気がします。
☆14冊目☆
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文具王高畑正幸セレクション「一度は訪れたい文具店&イチ押し文具」を読みました [読書日記2014]
文具王・高畑正幸さんが魅力的な文具店や文具を
紹介してくれるMOOKが発売になりました。
前半は文具王が厳選する文具店の紹介です。
首都圏の文具店が多いですが、「地元で愛される文具店」という
ことで、地方の文具店も何ヵ所か紹介されています。
うれしいことに、わたくしが日頃利用している「大丸藤井セントラル」
も紹介されています♪
首都圏の文具店の中にも行ったことがあるお店も多くて、
なんとなくうれしくなりました。
後半は高畑さんイチ押しのマストアイテムたちの紹介。
スペシャルコラムにある高畑さんのオフィスの様子や
仕事道具がとても興味深いですね
いろいろと参考になることが多いです。
仕事と勉強の合間にじっくりと読もうと思います。
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