三浦しをん「白いへび眠る島」を読みました [読書日記2014]
いつもの三浦しをんさんの作品とはちょっと趣が
違う印象です。
実はこの作品、最新刊というわけではなくて、だいぶ前に
出版された作品です。なぜか読んでなかったなぁ・・・
主人公の悟史は離島出身の高校3年生。高校最後の夏に島へ
帰省したところからお話は始まります。
島では13年ぶりの大祭が開かれる時期。両親や幼なじみで
「持念兄弟」の光一が歓迎してくれます。
この島ではいろいろな言い伝えや風習(持念兄弟というのも
そのひとつですが)があって、そこにはふれてはいけないことも。
そして、事件は大祭の前日に起こってしまいます。
島を出る(出なくてはいけない)者と、島に残る(残らざるをえない)
者との微妙な関係など、因習にとらわれた地域ならではの物語だな
と思います。
こういった類のお話は結構好きなんですよね~、島の伝説や因習が
からむお話。
☆20冊目☆
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