佐藤優・中村うさぎ「聖書を語る」を読みました [読書日記2011]
中村うさぎさんと佐藤優さんの対談集です。
かなり面白いです
佐藤優さん、中村うさぎさん、共にキリスト教徒(プロテスタント)
ですが、佐藤さんはカルヴァン派、うさぎさんはバプテスト派。
お二人は同志社大学の先輩と後輩という間柄でもあります。
キリスト教の宗派についてよく知らなかったのですが、宗派によって
かなり考え方が違うんですね。
「他力本願」「自力本願」のような部分ってキリスト教にはないのだ
と思っていたのですが、そうではないらしい。
「聖書を語る」といっても全編聖書の話というわけではありません。
話は村上春樹さんの「1Q84」や3.11の震災、そして福島原発の
ことにも及びます。
お二人のお話を読んでいると「なるほどなぁ」とか「そういう捉え方
もあるのか」など目からウロコがボロボロ落ちることばかり。
哲学や心理学、歴史のことでも知らなかったことばかりなので、
付箋をペタペタつけて、あとから調べなくてはいけないことが
たくさん
佐藤優さんの博識は言うに及ばずですが、うさぎさんの洞察の
深さには目を見張るばかりです。
☆42冊目☆
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