川渕圭一「研修医純情物語」を読みました [読書日記2011]
2011年最後に読み終わった本はこちらです。
前に読んだ「ふり返るなドクター」は一応完全フィクション
だと思うのですが、こちらは川渕先生が実名で登場しますね。
さまざまな社会経験を経て37歳で研修医になった川渕先生。
大学病院には本当にいろんな人がいるようですね。
川渕先生のようなお医者さんに会えるのはとても幸せなこと
なんじゃないかなと読んでいて感じました。
☆63冊目☆
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ヤマザキマリ「テルマエ・ロマエⅣ特装版」を読みました [読書日記2011]
まさかの実写映画化、本当でした・・・帯に写真が
通常版は12月22日発売ですが、こちらの特装版はちょっと
早めに発売になりました(表紙は通常版と同じです)。
通常版はこちらです↓
何が特装版かというと「ティンティナブラム」の金属製ストラップ
が付録でついているんですね
「ティンティナブラム」は第2巻に収録されている6話目に登場する
魔よけなんですけどね・・・
第4巻ではルシウス、ローマに戻れなくなってしまいました
しかし、ワープしちゃった温泉町にはなんとラテン語を話せる
ローマ時代マニア?のさつきさんがいて、ルシウスまんざらでも
ない様子。
はたしてルシウスは戻ることができるんでしょうか
22日にはAmazon限定特装版も発売になります、もちろん予約済み
テルマエ・ロマエ IV お風呂で読める「風呂マエ・ロマエ」付 Amazon限定版
- 作者: ヤマザキマリ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/12/22
- メディア: コミック
別冊「風呂マエ・ロマエ」がとても楽しみです
そうそう、まさかの実写映画化。
来年4月28日ロードショー決定だそうです
怖いもの観たさ?で観に行っちゃいそう・・・
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荻原浩「ちょいな人々」を読みました [読書日記2011]
荻原さんの全7編からなる短編集です。
どの物語に出てくる人物も、実際にいそうな気がします。
本のタイトル「ちょいな人々」は一番最初に収録されているお話。
カジュアル・フライデーに一喜一憂、というか翻弄される
サラリーマンが主人公。
私が好きなお話は「いじめ電話相談室」ですね。
いじめ電話相談室の相談員の女性が主人公ですが、いじめに
悩む子供を救おうとしているうちに、どんどん強くなる
聡子さん(主人公です)が頼もしいです。
ペットを飼っている人って「ペットがしゃべったら~」って
一度は考えると思うんですが、実際にペットが考えてることを
言葉にできる機械ができて(〇ウリンガルよりすごい)、なんて
お話もあります。知らないほうがいいことってありますよね・・・
☆62冊目☆
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姫野カオルコ「ああ、懐かしの少女漫画」を読みました [読書日記2011]
今はほとんどマンガを読まなくなってしまいましたが
(「テルマエ・ロマエ」や「JIN」は好きですけど)、
小さい頃は「りぼん」とか毎月買って読んでました。
この本読んでたらまた少女マンガ読みたくなってきました。
ここに登場するのは大体昭和40年代の少女マンガです。
覚えているものと読んだことないのが混在していますが、
あの頃のマンガの雰囲気は「そうだったぁ!」とうなずく
ことばかり
カラー口絵の付録コレクションもすごいですが、カオルコさん
の記憶力もかなりすごいですね、びっくりです
楳図かずお先生って少女マンガのカテゴリーに入るんですかね?
ちょっと読んでみたいかも「赤んぼ少女」。
☆61冊目☆
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三上延「ビブリア古書堂の事件手帖2」を読みました [読書日記2011]
栞子さんと五浦くんのお話の第2弾です。
本、ここでは古書ですけど、いろいろなと人生に
からんでるんですね。
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上 延
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 文庫
今回のお話は全3話+プロローグ&エピローグ。
五浦くんは結局ビブリア古書堂に舞い戻って働いています。
第1話は「時計じかけのオレンジ」(アントニイ・パージェス)
第2話は「名随筆 サラリーマン」(福田定一)
第3話は「UTOPIA 最後の聖戦」(足塚不二雄)
そしてプロローグとエピローグは「クラクラ日記」(坂口三千代)
をめぐる物語。
今回は栞子さんの過去や家族に関することにもふれられています。
だんだん五浦くんとの距離も近づきつつあったりして・・・
この物語に出てくる本を残念ながら読んだことがないのですが、
ちょっと読んでみたくなりました、できれば古書店で調達したい
続編も出そうな感じなので今後が楽しみです。
☆60冊目☆
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コンドウアキ「リラックマ4クママンガ-2-」を読みました [読書日記2011]
先日、試験を受けた後に読んでだいぶ癒されました
やはりリラックマたちの力は偉大です
リラックマたちの活躍?が4コママンガで描かれている
「4クママンガ」の第2弾です。
買ってすぐにタリーズで読んでいたのですが、あまりに
面白いので一人でニヤニヤしてしまった
コリタンが大事にしているペンギンのペンさんの回も
あるんですが(あひるさんは登場しないです、さみしい)、
ペンさんもいろいろ大変なんだなぁとしみじみ。
つらいことがあった日の夜にこの本を読むと、いやなことも
忘れてゆっくり眠れそう
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堀正岳「モレスキン 人生を入れる61の使い方」を読みました [読書日記2011]
ちょっとした試験の勉強に時間をとられて、今年はなかなか
読書が進みません・・・
120冊なんて到底ムリムリ、ですが、試験も終わったので
今日からどんどん読書したいなと考えてます。
こちらの本は結構前に読んでいたもの。
私にとっては憧れの手帳・ノートであるモレスキン。
全国(全世界か)にはモレスキン愛用者がたくさんいらっしゃる
のですが、この本では61人の方の使い方が紹介されています。
それぞれいろいろな工夫をこらしたり、本当にその人の人生の
一部になっていたり、モレスキンって力あるんだなぁと実感します。
私はこんなに上手に使えるんだろうか・・・といつも考えますが、
いつかはモレスキンをスマートに使いこなしたいものです。
読んでいてびっくりしたのが、176ページに登場する野々村さん。
この夏に友人がグループ写真展を開いたカフェのオーナー!
とても雰囲気のあるカフェでドーナツが美味しいのですが、
このお店の方全員モレスキンユーザーだそうです。
今度行ったらモレスキンのこと聞いてみようかな
他にも札幌在住の方のページに、職場近くのお店(フィンランド
雑貨店)のことが出ていたりして結構驚きの連続でした。
あとは刑事さんも使っているとかも結構ビックリ・・・
私はやっぱりモレスキンを旅の仲間にしたいな、とりあえず。
自分の旅についての駄文や思い出をモレスキンに書き記したい
と思っています。
次の欧州旅行(いつになるかは不明ですが)ではぜひ実行しよう
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中村うさぎ「税務署の復讐~ババア・ウォーズ3」を読みました [読書日記2011]
うさぎさんの週刊文春連載コラムの文庫本です。
今回はタイトルのとおり、税務署&区役所との闘いの
お話がたくさん。
うさぎさん、港区から渋谷区へお引越ししたことで、あらたに
渋谷区役所とも闘いが始まったようです。
それにしても役所ってひどいですよね
職務に忠実、といえばそうなのかもしれませんが・・・
この本に収録されているコラムは2008年~2010年にかけて
で、秋葉原の無差別殺傷事件や結婚詐欺?事件があった時期。
この2つの事件についてもうさぎさんは書かれています。
そしてこの間に政権交代があったんですよね。
あとがきにうさぎさんが書いてますが
「民よ、日本はどうなってしまうのだろうか?」と
本当思ってしまいます・・・
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佐藤優「はじめての宗教論・左巻」を読みました [読書日記2011]
先日読んだのが「右」でしたので、今度は「左」。
はじめての宗教論 左巻―ナショナリズムと神学 (NHK出版新書 336)
- 作者: 佐藤 優
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/01/06
- メディア: 新書
「左巻」のサブタイトルは、<ナショナリズムと神学>。
右巻もそうですが、本当に私にとっては「はじめての」
宗教論や神学なので、一読だけではなかなか理解できない
ところが多いのですが、とにかく勉強になります。
神学にこんなにも種類があることや、宗教論とナショナリズムとの
関係。右左あわせて再読しようと思います。
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三浦しをん「舟を編む」を読みました [読書日記2011]
「大渡海」出版されたら絶対買いますね
でもちょっと高いかも・・・
タイトルの「舟」は辞書のことですね。
「辞書」は言葉という大海原を航海するための舟。
海を渡るにふさわしい舟を編む。
めずらしい、というかたぶんはじめての辞書?小説かも。
辞書大好き人間の私には物語に出てくる辞書づくりの
過程がとても楽しい
舞台は大手総合出版社の玄武書房、その中の辞書編集部。
新しい国語辞書「大渡海」の編集にかかわる個性的な
人たちの物語です。
超真面目な馬締くんをはじめ、登場する人たちはごく普通
の人たち、でもちょっと面白いんですよね。
ふだん何気なく使っている辞書がこんなにいろいろな人たちの
情熱に支えられて出来ていると思うと、とても愛着が沸くの
ではないかなと思うんですけどね。
読み終わったら手元にある辞書を引いてみたくなると
思いますよ。あと妙に言葉が気になりだし始めるかも・・・
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