三崎亜紀「海に沈んだ町」を読みました [読書日記2011]
「失われた町」「刻まれない明日」の作品がある三崎亜紀さん
の「町」モノ短編小説集です。
全部で9つの短編からなるこの本には、白石ちえこさん
のモノクロームの写真が掲載されています。
物語はやはり「町」がテーマです。
海に沈んだ町、団地船、永遠に朝が訪れない町、などなど。
ちょっと近未来的な雰囲気もあるし、私たちが今いる世界と
少しだけ違うパラレルワールドのような感じもします。
「彼の影」と「ペア」は少し趣が違うような印象ですね。
個人的には「団地船」という設定が面白いと思いました。
お話はせつないんですけどね。
☆11冊目☆
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2011-02-24 22:35
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