三上延「ビブリア古書堂の事件手帖6~栞子さんと巡るさだめ~」を読みました [読書日記2015]
2015年未年読了した1冊目はビブリア古書堂です。
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上 延
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/12/25
- メディア: 文庫
五浦くんと栞子さん、無事におつきあいしているようですね。
それはそれとして、以前栞子さんに危害を加えたあの男(田中)が
また二人の前に現われます。今度はずうずうしくも?依頼者!
今回の作品は全編「太宰治」 がらみで進みます。
そう、田中が栞子さんに怪我を負わせるような事態になったきっかけ
も太宰の本。
コレクターとはこれほどの情熱をかたむけて(時には人生が狂うことも)
自分の所有欲を満たしたいものかと思わせます。
そして、田中の依頼内容を進めるうちに、栞子さんと五浦くんの祖父母が
深く関わる事件に行き当たります。
今まで以上にミステリー小説になっていて、私はかなり楽しめました。
(読み出したら止まらなくなり久しぶりに一気読み)
でも、最初の頃のような短編集風のほんわかしたビブリア古書堂のお話も
たまに読みたいなと思うのはぜいたくでしょうか。
☆1冊目☆
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