香月日輪「僕とおじいちゃんと魔法の塔③&④」を読みました [読書日記2012]
幽霊のおじいちゃんたちと魔法の塔に住む龍神くんのお話の
3冊目と4冊目。ついに高校生活がスタートです。
龍神くんと親友の信久くんが進学した高校に魔女(見た目ゴスロリの
美少女)エスペロスが「私も通いた~い!」ということで入学。
3巻4巻ともお話の主な舞台は学校です。
当たり前ですが、学校の生徒たちはエスペロスが魔女ということは
知らないので、龍神くんと信久くんが結構苦労したりします
(そうでもないかな・・・)。
意外とエスペロスの視点というのは、現在の学校の問題部分を
鋭く指摘しているような気がします。
でもいくら魔女でも毎回テスト満点で学年トップというのは
すごすぎる・・・
ほとんど登校しないことで有名な(それでいて成績優秀)一色雅弥も
3巻目から登場し、魔法の塔に出入りしはじめます。
魔法の塔ではちゃんとおじいちゃんが見えるようで、塔にある
芸術作品に大興奮!の一色くん。龍神くんや信久くん、エスペロスたちと
交流するうちに、豊かな感情を取り戻していったようです。
香月さんの作品は、本当に料理のシーンが楽しいですよね。
幽霊アパートもるり子さんの料理本が出ているくらいだし。
4巻目では龍神くんと弟の和人くんの関係にもちょっと変化が
出てきたので、これから兄弟たちがどう変わっていくのか
楽しみです。
☆40&41冊目☆
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2012-08-28 23:21
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