海堂尊「玉村警部補の災難」を読みました [読書日記2012]
「チーム・バチスタ」シリーズの番外編?ですね。
メインは加納警視正&玉村警部補。
もちろん東城大学医学部の田口先生もちょこっと登場します。
全部で4つの短編から構成されていますが、一番目の
「東京二十三区内外殺人事件」は「イノセント・ゲリラの祝祭」
だったかな?の冒頭部分に組み込まれている話ですよね。
読み始めて「ん?どっかで読んだような・・・」と思ったんですが。
他の3作の中で一番面白かったのは「エナメルの証言」ですね。
エナメルってことなんで、歯がポイントになります。
「法歯学者」という言葉をはじめて目にしました、なるほどね。
最後には伝家の宝刀・Aiが登場するんですけど、事件はさらに
場所を変えて続く終わり方。
世の中確実なものってないんだなぁ、と思います。
全編通して意外だったのは、玉村警部補がゲーム好きだったことかも。
☆17冊目☆
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2012-03-25 21:59
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