荻原浩「ちょいな人々」を読みました [読書日記2011]
荻原さんの全7編からなる短編集です。
どの物語に出てくる人物も、実際にいそうな気がします。
本のタイトル「ちょいな人々」は一番最初に収録されているお話。
カジュアル・フライデーに一喜一憂、というか翻弄される
サラリーマンが主人公。
私が好きなお話は「いじめ電話相談室」ですね。
いじめ電話相談室の相談員の女性が主人公ですが、いじめに
悩む子供を救おうとしているうちに、どんどん強くなる
聡子さん(主人公です)が頼もしいです。
ペットを飼っている人って「ペットがしゃべったら~」って
一度は考えると思うんですが、実際にペットが考えてることを
言葉にできる機械ができて(〇ウリンガルよりすごい)、なんて
お話もあります。知らないほうがいいことってありますよね・・・
☆62冊目☆
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