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加門七海「もののけ物語」を読みました [読書日記2011]

加門七海さんといえば、ちょっと怖かったり、不思議な

お話を書く作家さんですよね。

実際に不可思議な体験をいろいろされているようで、

とくに「モノ」に関する不思議話を集めたのがこの本。

もののけ物語 (幽BOOKS)

もののけ物語 (幽BOOKS)

  • 作者: 加門七海
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2010/11/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

仕事柄もあるのでしょうね、ちょっと妖しい雰囲気を

醸しだす「モノ」に加門さんは引き寄せられたり、

あちらから寄ってきたりが多いようです。

結構淡々と書いてますけど、よく考えると相当不思議な

ことが起こってるんですよ、加門さんが出会うモノたち

およびその周辺。

お人形は言うに及ばず、ですが、カメラや笛などなど

不思議なことばかり。

この本は3部構成になっていて、最初が「もののけ物語」、

次が「怪談徒然日記」(これも現実なのかフィクションなのか

よくわからないお話)、そして最後「ほんとだよ」。

最後の「ほんとだよ」は加門さん曰く「怪談馬鹿話」。

河童ハンティングのお話やUFO、憑き物落としなどの

ちょっと怖いけど、笑いもあるお話です。

河童ハンティングのお話はかなり面白かった[るんるん]

お祭りに担ぐ御御輿のお話(おもかるの話)もかなり

興味をそそります。神主さんに聞いてみようかな・・・

 

☆7冊目☆

 

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