加門七海「もののけ物語」を読みました [読書日記2011]
加門七海さんといえば、ちょっと怖かったり、不思議な
お話を書く作家さんですよね。
実際に不可思議な体験をいろいろされているようで、
とくに「モノ」に関する不思議話を集めたのがこの本。
仕事柄もあるのでしょうね、ちょっと妖しい雰囲気を
醸しだす「モノ」に加門さんは引き寄せられたり、
あちらから寄ってきたりが多いようです。
結構淡々と書いてますけど、よく考えると相当不思議な
ことが起こってるんですよ、加門さんが出会うモノたち
およびその周辺。
お人形は言うに及ばず、ですが、カメラや笛などなど
不思議なことばかり。
この本は3部構成になっていて、最初が「もののけ物語」、
次が「怪談徒然日記」(これも現実なのかフィクションなのか
よくわからないお話)、そして最後「ほんとだよ」。
最後の「ほんとだよ」は加門さん曰く「怪談馬鹿話」。
河童ハンティングのお話やUFO、憑き物落としなどの
ちょっと怖いけど、笑いもあるお話です。
河童ハンティングのお話はかなり面白かった
お祭りに担ぐ御御輿のお話(おもかるの話)もかなり
興味をそそります。神主さんに聞いてみようかな・・・
☆7冊目☆
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