三浦しをん「天国旅行」を読みました [読書日記]
「心中」をテーマにしたしをんさんの短編集です。
全部で7本の短編が収められています。
どれもしをんさんらしいストーリーかなと思います。
「心中」と言ってもなんかくら~い話という訳ではなく、
どちらかというと「生きていくこと」を強く意識させるお話
だなぁと感じました。
「初盆の客」を読んでいたらなぜだか遠野物語を思い出しました。
「遺言」は最初「遺言にしちゃすごい内容ね~」と思いながら
読んでたら、最後にじわ~んときてしまいました。
幽霊ネタもありますが、決して背筋が凍るような感じでは
ありません。
♪40冊目♪
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