佐藤優「はじめての宗教論・右巻」を読みました [読書日記2011]
この本で語られている宗教はキリスト教、それもプロテスタント
ですね。
はじめての宗教論 右巻~見えない世界の逆襲 (生活人新書) (生活人新書 308)
- 作者: 佐藤 優
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2009/12/08
- メディア: 新書
帯に「神学は役に立つ!」とありますが、大学で神学を専攻されて
いた佐藤さんが神学を通して現代が抱えている問題を論じています。
以前に読んだ中村うさぎさんとの対談集もそうですが、本当に
知らなかったことばかりだなぁ、と痛感し、付箋貼りまくりで
読み進めました。
正直なところ、もう一度じっくり読まないと全部は理解できて
いないと思いますが
「はじめての宗教論」は右巻と左巻があって、現在左巻を
読んでいるところ。こちらもなかなか難しいけど面白い!
☆55冊目☆
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森下典子「前世への冒険」を読みました [読書日記2011]
16年前に「デジデリオラビリンス」のタイトルで
出版されたときに読んでとても面白かったのですが、
今回文庫本で再読しました。
前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って (知恵の森文庫)
- 作者: 森下 典子
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/05
- メディア: 文庫
先日、9月24日にTVドラマ化されたのですが、原作もぜひ
読んでもらいたいです。
実は私、昔から「前世」とか「生まれ変わり」についてとても
興味があり、その関係の本にはできるだけ目を通すようにして
いるんですが、この本も森下さんが自身の前世である、と言われた
イタリアの彫刻家について調べていくという内容。
仕事で京都在住の「前世が見える」という女性に前世を見て
もらった森下さんですが、当然最初は半信半疑。
しかし、その女性が語る森下さんの前世である「デジデリオ」
に関する情報が本などに掲載されている以上のもので、
その真実を確かめようと、ついにイタリアへ向かいます。
デジデリオはルネッサンス時代の彫刻家。
ダヴィンチもデジデリオの作品に注目していたとのこと。
16年前も思ったのですが、森下さんはとても情熱をもって、
しかし、冷静・客観的にデジデリオの人生を辿っていますね。
しかし、この本を読むとますますイタリアに行きたくなります
☆54冊目☆
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中村うさぎ「月9 呪われた女たち」を読みました [読書日記2011]
ちょっと怖いタイトルですね
弓子と晴子、二人の脚本家を中心にストーリーは展開します。
親友だと言いながらも、お互いに心の底では憎しみあっている
二人。
弓子が晴子にお土産として買ってきた「呪いの人形」からすべてが
狂いだしていきます。
次々起こる事件は、はたして本当に呪いの人形のせいなのか?
弓子と晴子以外の登場人物、特に女性たちは怖いですね・・・
しかし、野心や嫉妬、復讐というのはここまでひどくなくても
意外に身近にありそうだし
弓子の自信たっぷり・自意識過剰気味はすごいですね。
☆53冊目☆
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蛇蔵&海野凪子「日本人なら知っておきたい日本文学」を読みました [読書日記2011]
「日本人の知らない日本語」の著者である海野凪子さんと
漫画担当の蛇蔵さんの最新刊です。
日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典
- 作者: 蛇蔵
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 単行本
清少納言から紫式部、安倍晴明、鴨長明などなど日本文学で
超有名な方々が可愛いキャラとなって、紹介されています。
「この人ってこんなんだったのぉ?」と興味を持てたら
しめたものかもしれません。
なぜか第1章の清少納言はカラーですね、なかなか強烈な
キャラに描かれています。
付録の「古典のおはなし こぼればなし」がなかなか笑えます。
☆52冊目☆
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「リラックマ生活9~ほっこり時間」を読みました [読書日記2011]
わが街・札幌にもついにリラックマストアが先週オープン
したんですが、オープン後3日間はノベルティをもらえること
もあって、とんでもない行列
昨日やっとストアを訪れましたが、あいかわらずの混雑ぶりでした。
東京のお店よりはちょっと狭い感じですが、品揃えは大体同じかな
(当たり前ですね)。
みんなリラックマに癒されたいのでしょうか・・・
私は毎日癒されておりますが
で、リラックマ生活の新刊を購入してきました。
「休んでからかんがえましょう」心にしみるお言葉です。
つらい時、結構このリラックマ生活シリーズに助けられることが
多いんです
「すっからかんは始まりの合図」(76頁)っていいなぁ、
Positive Thinkingですよね~。というか全部そうかも
つらいことがあった夜にページを開くとリラックマたちと
ほっこりできますよ
☆51冊目☆
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小林弘幸「なぜ、『これ』は健康にいいのか?」を読みました [読書日記2011]
最近「自律神経」という言葉に妙に反応してしまいます。
この本も自律神経のコントロールなどがトピックになって
いるので、思わず購入。
健康のキーポイントは「自律神経」。
交感神経と副交感神経の働きが重要。
体がもっともよい状態で機能するのは、この二つの
神経が両方とも高いレベルで活動している状態という
ことがわかったそうです。
この本では副交感神経の働きを高めるための日常生活
のポイントがいろいろと紹介されています。
夕食後30分以上の運動とかはちょっと大変かな、と
思いますけど、おおむね実践できそうなことですね。
「自律神経をコントロールして免疫力を高める」ことが
大切なんでしょうね。
「食後に眠くならない方法」というのは使えるかな・・・
☆50冊目☆
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東野圭吾「マスカレード・ホテル」を読みました [読書日記2011]
久しぶりに一気読みしてしまいました
今年出版された3作の中では一番好きかも
今回の舞台は東京の超高級ホテル。
連続殺人事件と目される事件犯行現場として特定された
ホテルに捜査員が配置されることに。
フロント係として配置されたのが、今回の主人公である
新田浩介。
フロントに立つ以上、ホテルマンらしくするようにと
(当たり前ですけど)、ホテルの宿泊係・山岸尚美に
厳しく指導されます。
ホテルには本当にさまざまな人間模様があり、そこに
事件の捜査が加わるので、テンポよくストーリーは進みます。
実際、怪しいお客様っているんだろうな・・・
誰が狙われていて、誰が犯人なのか?
久々にドキドキしながら読めた作品でした。
読みながら映像化したらこの役は誰がいいかなぁ、とちょっと
考えてみたりしました。
この本には東野圭吾さんの「人気作品ランキング」投票はがき
がついてます。
さて、どの作品に投票しようかな
☆49冊目☆
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西原理恵子・佐藤優「週刊とりあたまニュース」を読みました [読書日記2011]
週刊文春は毎週購読していますが、ときどき新潮も
購入することがあります。
新潮でもちょっと異色な連載ですよね、とりあたまニュース。
「まあじゃんほうろうき」や「人生画力対決」、「毎日かあさん」
などの作品で知られる西原さんと、元外交官の佐藤優さんが
共通のお題でマンガとコラムを書いています。
ニュースなんでお題は時事問題なんですが、西原さんのマンガが
相変わらずすごいです
しかしよく読むとかなり鋭いところ突いてる感じもありますね。
佐藤優さんのコラムは意外に個人ネタが入っていて面白く読めます。
二人とも猫好きなんですね
今回は2009年5月~2010年9月までですので、続編を期待
☆48冊目☆
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田丸公美子「シモネッタのアマルコルド」を読みました [読書日記2011]
タイトルにある「アマルコルド」は、イタリア・ロマーニャ
地方の方言で「私は覚えている(Mi ricordo)」という意味
だそうです。フェリーニ監督の映画のタイトルでもあるとか。
この本のサブタイトルは「イタリア語通訳狂想曲」。
シモネッタこと田丸公美子さんの長い通訳生活での
出来事(主に修羅場です)が集められてます。
NHKの語学テキストやALCの雑誌に連載されていたもの
が大半なので、一度読んでいるはずなんですが・・・
語学、特にイタリア語を学ぶものとしては、勉強になる
お話ばかりです、本当
「こういう表現するんだぁ」とか「こういう風に訳さないと
いけないのね・・・」などなど。
ここに出てくるイタリア語の文章は全部ノートに書き出そう
と思っています
外国語が流暢に話せるから通訳ができるわけではないんですよね。
きちんとした母国語ができてこその通訳なんだと思います。
かなり耳が痛いですが・・・
「伝説の名通訳アンドレ・カミンカー」というのにとても
興味をもってしまいました。
どんな人だったんだろう?
☆47冊目☆
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ほぼ日刊イトイ新聞「ほぼ日手帳公式ガイドブック2012」を読みました [読書日記2011]
気がつけば、8月もあと数日で終了ですね。
ということは、今年もあと4ヶ月しかないのか・・・
9月に入るとどんどん来年の手帳が発売になりますが、
一足先にほぼ日手帳のガイドブックが出版されました
ほぼ日手帳公式ガイドブック2012 どの日も、どの日も、大切な日。
- 作者:
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2011/08/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ここ数年は、ほぼ日手帳を愛用しています。
毎年カバーを変える必要はないのですが、やっぱり
この時期に新しいデザインを見ると買っちゃうんですよね
今年は9月1日から発売になりますが、どのカバーにするか
とても迷う
今回のガイドブックにもいろいろな方々のそれぞれのほぼ日手帳
が紹介されています。
この本を購入して、家まで帰る道すがら「どれどれ~、来年はどんな
のかな~」と読み始めたのですが、冒頭の糸井さんの文章を読んでいる
うちに涙が出てしまい、ちょっとあせりました(電車内だったのです)。
3月11日の東日本大震災以来感じる「なんでもない日」の大切さ。
そして、ほぼ日手帳ユーザーの被災者の方々への手帳無償提供。
いつも当たり前のように手元にあるものが、ある日突然消えてしまう
悲しさはいかばかりか。
本の最後には、手帳を破損、紛失されてしまった被災されたユーザー
の方々からのおたよりも掲載されています。
「どの日も、どの日も、大切な日。」
この言葉が本当に心にしみます。
それにしても、ここに紹介されているユーザーの方々の
使い方の多種多様なこと!
私はまだまだ使い倒せてないなぁと(毎年なんですけど)
反省します・・・
来年も3種類使う予定なので、今からじっくりどれにするか
選ぶことにします
☆46冊目☆
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