酒井順子「金閣寺の燃やし方」を読みました [読書日記2014]
小説で「金閣寺」といえば、三島由紀夫しか思い浮かばなかったのですが、
水上勉の作品もあるんですね。
「金閣寺焼失事件」を題材にした三島と水上の作品を比較した
酒井さんの文学評論的なエッセイです。
個人的には三島由紀夫の作品は苦手なほうなので、あまりに
有名なのに「金閣寺」をしっかり読んだことがないし、水上作品も
手にとったことがないのですが、この本を読んで二つの作品を
読んでみたくなりました。
三島と水上、生い立ちから気質まで対象的である二人が一つの
事件をモチーフにして作品を書いているというのは興味深いですね。
そしてそれを比較検討するというのも面白い。l
昨年京都に行って金閣寺を実際に観てきましたが、何か人の心に
特別な感情を呼び起こすものがあるのでしょうか。
☆9冊目☆
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