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海堂尊「モルフェウスの領域」を読みました [読書日記2011]

昨年は目標の半分も読むことができませんでした[もうやだ~(悲しい顔)]

(実用書を入れるともう少し読んだんですけどね)

今年はがんばって年間120冊読みたいと心に誓ってます。

で、今年最初に読んだ本はこちら。

モルフェウスの領域

モルフェウスの領域

  • 作者: 海堂 尊
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/12/16
  • メディア: 単行本

お話は現在よりちょっとだけ未来の2012年から始まります。

もちろん舞台は桜宮。といっても東城医大付属病院がメイン

ではありません。

コールドスリープ技術によって、5年間という期限付きながら

特効薬の開発を待って眠る少年・佐々木アツシとその生命維持

の任務にあたる涼子。

アツシくんといえば、桜宮クロニクルに登場する少年ですね。

お話はコールドスリープに関わる法律問題や倫理問題に

言及し、疑問を持つ涼子の苦悩や闘いを中心に展開します。

アツシくんが目覚めてからのお話は東城医大付属病院へ舞台を

移し、愚痴外来の田口先生や高階院長などのおなじみの顔ぶれも

登場します。

「コールドスリープ」自体が現代の医療ではまだ確立されていない

ので(数例あるような記憶はありますが)、少し近未来・SF的な

お話になってますね。

途中から西野という、このコールドスリープ技術を開発した男が

登場しますが、なんとなくこの人いけ好かないなぁ、何したいのか

わからない感じ。

最後にとった涼子の行動も途中でわかってしまったのですが、

少し理解に苦しむところもありますね。

SF好きなのでこういった題材は嫌いではないので、一気に

読み通すことはできました。

最先端医療というのは最後は倫理との闘いになるんでしょうね。

 

☆1冊目☆

 

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