三上延「江ノ島西浦写真館」を読みました [読書日記2015]
2015年もあと数時間で終わりです。
今年は思うように読書ができず、かなりストレスが溜まりました。
自分が悪いだけなんですけどね・・・
積読本がどんどん溜まる一方で、本当に一週間くらいどこかに
籠って消化しないとまずい状況であります。
で、今年最後に読破した本は、ビブリア古書堂の作者・三上延さんの
新刊。今度は江ノ島の写真館が舞台です。
江ノ島にある「西浦写真館」の主、西浦富士子が他界し、
写真館は閉館することに。閉館する前に残された「未渡し写真」
などを整理することになった孫の桂木繭は、写真に関するつらい
傷を持っていて、なんとなく気が重い感じ。
そして、写真館にある未渡し写真をめぐるエピソードと、繭自身の
写真に関するトラウマに関することが語られていきます。
どうしても三上さんの作品だと、ビブリアを思いだしてしまうのですが、
この作品にも少し個性的な母親が登場します、とはいっても栞子さんの
母親ほどではないですが。
写真というのはいろいろなものを写しだすのだなぁ、と思えますね。
でも、それは見る人が「見よう」と思わないとだめなんでしょうけど。
この作品はシリーズ化はするんでしょうか、「未渡し写真」は限りが
あるので、続くとすれば繭ちゃんが写真館を続けるパターンかなぁ。
☆18冊目☆
※※ 先日読破した本に感化?されてついついドストエフスキーの
「罪と罰」買っちゃいました~ お正月休みに読めるか
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2015-12-31 19:29
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