岸本佐知子他「『罪と罰』を読まない」を読みました [読書日記2015]
これはちょっと変わった、というか面白い読書会ですね。
読書会のメンバーは、岸本佐知子さん、三浦しをんさん、
クラフト・エヴィング舎の吉田浩美さん、吉田篤弘さんの4人。
4人ともドストエフスキーの「罪と罰」を未読、もしくは読んだことが
あるかもしれないけど忘れちゃってほとんど未読と一緒かも、と
いう状態。
そして、「罪と罰」についての「読まない」読書会を繰り広げます。
未読(またはそれに近い状態)とは言っても、有名な小説ですから
断片的に情報はそれぞれお持ちなので、その情報を基にどんな
ストーリーなのかを4人で話し合われております。
途中途中で、岸本さんが英訳版から翻訳した内容を披露してヒントと
したりしますが、基本的には4人の妄想全開で「罪と罰」のお話が
編み上がっていってしまうという・・・
読後座談会も収録されていて「ここが違った~」とか「この人こんな人?」
という風にまた盛り上がっておりました。
とにかくドストエフスキーもレフさん(トルストイのことです、念のため)も
お話長すぎ
しかし、この本を読んだら無性にちゃんと「罪と罰」を読んでみたくなりました。
お正月休み挑戦しようかな
☆17冊目☆
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2015-12-29 23:51
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