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米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」を読みました [読書日記2012]

う~ん、なんか読んでいると背中がザワ~っとする感じの

怖さですね。

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

  • 作者: 米澤 穂信
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/06/26
  • メディア: 文庫

5つの短編からなるこの本に共通して出てくるのが

読書サークル「バベルの会」。なんとも怪しいサークルです。

どの作品も語り手は女性なので、語り口がとてもやわらかい。

やわらかさの中にある暗さがなんともいえず怖い感じ。

第1作目の「身内に不幸がありまして」にはちょっと驚き。

「玉野五十鈴の誉れ」が一番物語としてよかったと思います。

 

☆15冊目☆

 

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