中山圭子「江戸時代の和菓子デザイン」を読みました [読書日記2011]
見ているだけで幸せになる本です♪
江戸時代、徳川家御用達のお菓子屋さんによる
和菓子の絵画帳に載っているお菓子のデザインを
モチーフのテーマごとに分類して、オールカラーで
紹介しています。
この絵画帳はいわゆる商品カタログで、お殿様やお姫様
はこの絵画帳を眺めて「これがいいかしら~」なんて
選んでこしらえさせていたんでしょうね
四季ごとのお菓子はもちろん、動植物や自然(月や山や雪など)、
はたまた調度品などそのモチーフは多岐に渡ります。
とにかく見ていて驚くのはその色のきれいなことと、デザインの
すばらしさ!
今見ても斬新だなぁと思うデザインもたくさんあります。
もちろん食いしん坊な私のことですので、「どんなお菓子なのかな」
と想像しながらページをめくってます
著者の中山圭子さんは卒論が「和菓子の意匠」、そして現在は
虎屋さんにお勤めになっている和菓子の専門家です。
目で見て楽しいのはもちろんですけど、和菓子を通して日本文化
を知るにはよい1冊だと思います。
☆27冊目☆
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2011-05-22 19:42
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