香月日輪「妖怪アパートの幽雅な日常③~⑤」を読みました [読書日記2011]
寿荘で楽しく暮らす稲葉夕士くん。
2巻目で偶然手に入れた「魔道書」の使い手と
なった夕士くん。使いこなすための修行は続いて
います。
3巻目は夕士くんの通う高校で幽霊騒ぎが起こります。
「負」のエネルギーに取り込まれてしまった先生を
救おうとする夕士くんですが・・・
4巻目では高校は夏休み。
夕士くん、夏休みは修行とアルバイトで大忙し。
この巻では夕士くんのアルバイト先でのエピソードが
面白いです。もちろん「魔道書」は使わないのですが、
寿荘の皆さんにアドバイスをもらいながら日々成長して
いく夕士くん。
5巻目では、秋音ちゃんが「修行に必要だ」ということで、
寿荘に滝が出現するところからスタートです。
修行の毎日の夕士くんですが、この巻では新学期が始まり
文化祭の準備に追われます。
かなりエキセントリックな先生が登場したり(千晶先生と青木先生)、
所属クラブに入ってきた下級生がとんでもなかったり、と
不測の事態が次から次へと起こります。
5巻目ではフールは登場するものの、「魔道書」はそんなに
多く活躍しませんね。
この巻で好きだなぁと思ったシーンは、みんなでお月見を
する場面。
チャプターの題にもなってますが「地獄への道は善意で舗装
されている」は名言だと思います
全巻を通して登場する「手だけの幽霊」のるり子さんが作る
まかない料理は本当に美味しそう
文庫は今のところ5巻までですが、早く続きを読みたくなります。
このシリーズはYAで、本屋さんでも単行本の方は中・高校生向け
の棚に置かれているのですが、大人でも十分楽しめる本ですね。
一度寿荘に遊びに行ってみたいなぁ(るり子さんの料理が食べたい)
☆24~26冊目☆
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