北方謙三他「作家の手紙」を読みました [読書日記]
近頃はほとんどe-mailで済ませてしまうことが多く
なってしまいましたが、昔ながらのお手紙は送るのも
もらうのも大好き。
でも自分の思いを適切に文章にするのって大変ですよね。
文章を書くことのプロである作家の先生方がお手紙を
書くとどんな感じになるのか、というのがこの本です。
北方謙三さん、中村うさぎさん、小池真理子さんなどなど
錚々たる作家の方々がいろいろなシチュエーションでの
お手紙をしたためておられます。
手紙ひとつでいろんなドラマを想像できるものですよね。
私が一番グッときたのは北方謙三さんのお手紙でしょうか。
「哀悼の手紙」ですが、ご友人の故倉本四郎さんへ宛てた
「亡き友への手紙」。
実際に書くときに一番苦労するのは「断りの手紙」かも
しれませんね、あまり書きたくないもんです。
♪54冊目♪
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