水森鴻「ぶぶ漬け伝説の謎」を読みました [読書日記]
本格ミステリー作家・水森鴻さんのちょっとやわらかいシリーズです。
ぶぶ漬け伝説の謎―裏(マイナー)京都ミステリー (光文社文庫)
- 作者: 北森 鴻
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/08/06
- メディア: 文庫
タイトルにもあるとおり「裏(マイナー)京都」を舞台にしたミステリー。
ちょっと裏の世界に住んでいた寺男の有馬次郎くん、住職さん、ライターの
折原けい、そして京都在住の「スチャラカ作家」ムンちゃんなどなど
ひと癖もふた癖もある人たちが謎解きしていきます。
もちろん事件も全部京都ネタがからむ事件です。
ぶぶ漬け・白味噌などなど・・・
関東と関西の料理の違いも出てきますね、きつねうどん。
怪事件よりも珍事件のほうが多いような感じがします。
有馬次郎くんが時折昔の「俺」を出すところが結構好きかな。
昔の「俺」のお話も読んでみたい気がします。
☆86冊目☆
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